今回は弊社の社員が建てたお墓を紹介します。
3年前の春に父が亡くなりお墓を建てることになりました。墓石は父が生前好んでいた色と同じ、きれいな緑色の深海という石を選びました。正面彫刻の文字は、父が最後まで病気が治ることを信じ希望を捨てなかったとの意味で「希望」の言葉を、桜のイラストは父が亡くなる直前まで、桜を見たがっていたので三男が桜の絵を描いたものをそのまま彫刻しました。今は母や弟たち家族全員がお墓参りに来るたびにこのお墓にして良かったと言ってくれ父も安心してくれてるものと感じています。
今回、現実に親の死に直面しお墓を建てることの意味、大変さを実感しました。日頃、当たり前のようにお客様にいろいろなお墓を提案し勧めていましたが、改めて感じることは遺族の方に対し石材店の一員としてお手伝いできることは何か、その責任の重さ、お客様の相談したいことをその方の身になって真摯な気持ちで受け止めなくてはならない、私たちはそのような存在でなくてはならないということです。これは父が残した教訓として自分で生かし大切にしたいと思っています。 |